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2022/04/27
Webマーケティング

簡単に通販サイトを出店できるモール型ECサイトとは?メリットやデメリット、代表的なサービスの出店費用を紹介

コロナ禍によりリモートワークが増え、ステーホームで街の実店舗で買い物をする人が減少し、企業の販売戦略もインターネットを利用した通販に移行してきています。

商業施設に店舗が並ぶショッピングモールのように、多くの企業や商店が商品を出品するWebサイトのことを「モール型ネットショップ」と呼びます。

「Amazon」「楽天市場」「Yahooショッピング」などが有名ですね。

ここでは、モール型E Cサイト、ネットショップのメリット・デメリットや出典費用などを紹介します。

ネットショップ、通販サイト モール型ECサイトとは

ネットで商品を販売する形態には、大きく分けて「自社ECサイト」と「モール型ECサイト」があります。

「自社ECサイト」と「モール型ECサイト」の違い

「自社ECサイト」では、自社のホームページにネットショップ専用プログラムを導入して直接商品を販売したり、ECサイトを自社で開設して販売する形態です。

「モール型ECサイト」は、多数の商店や企業が大手通販サイトに商品を出品し、運営企業の信頼性の高い決済機能を利用して商品を販売する形式になります。

モール型と自社ECサイトの違いは、「モール型」が多くのショップが大手通販サイトに出品するのに対して、自社ECサイトは独自のECサイトを開設して商品を販売する点です。

さらに、モール型には、Amazonのように商品を出品する「マーケットプレイス型」と楽天市場のように店舗として出店する「テナント型」があります。

「マーケットプレイス型」と「テナント型」の違い

「マーケットプレイス型」はAmazonに代表されるように、商品の保管や発送を大手通販サイトに委託できるシステムです。

「モール型ECサイト」の中でも、ネットショップビジネスの基礎知識がなくても、簡単に通販が始められるのが魅力です。

「テナント型」は「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」のように店舗として出店するため、商品登録はもとより、受注管理を自ら行う必要があります。

「モール型ECサイト」では、ブランディングなどの販売戦略を立てて、ある程度のオリジナリティーを出しながら販売促進してゆくことができ、下記メリットが期待できます。

モール型ECサイトのメリット

「モール型ECサイト」は「自社型ECサイト」に比べ、通販サイト導入時の初期コストが抑えられ、手厚いサポートが期待でき、集客力の面でもメリットがあると言えます。

「自社型ECサイト」では、独自にサイトを開設する知識や手間、グーグル検索にかかりやすくなるようデータをアップデートしてゆくサイト維持のコストがかかります。

「モール型ECサイト」では、先端ノウハウで管理されているため、商品を出品するだけで通販を始めることができ、独自にサイトを開設する手間や費用がかかりません。

「楽天」や「Amazon」といった知名度の高い「モール型ECサイト」では、サイトのブランド名で集客ができ、自社で販売広告をしなくても良いというメリットがあります。

初期コストを抑えることができる

「モール型ECサイト」には初期費用が無料で利用できるサービスもあり、初期コストを抑えてネットショップを始めることができます。

「自社型ECサイト」でも無料で始めることは可能ですが、維持管理や個人情報保護の面で知識や手間、コストも発生します。

企業サイトのブランド力で集客できる

「モール型ECサイト」では「楽天」など運営企業の知名度があるため、その集客力を利用して、ショップ導入初期から広く一般消費者からのアクセスを得ることが可能です。

大手ECモールに出品することで、ネットショップで最も重要な要素であるの個人情報取り扱いにおいても、「信頼」を確保しながらスムーズに売り上げに繋げることができます。

運営企業の厚いサポートが受けられる

ECモールでは既に多くの商品が取り扱われてきており、商品ごとにネットビジネスのノウハウが蓄積されていて、運営会社のサポートサービスが利用できます。

アクセス解析やプロモーション企画などを活用し、ネットショップビジネスを一から学びながら、売上を拡大してゆくことが可能です。

モール型ECサイトのデメリット

「モール型ECサイト」では手軽にネットショップビジネスを始められる反面、販売手数料や固定費が発生し、長期的に見てランニングコストが高くなります。

また、ECモールによって出品規定が異なり、対応していない広告デザインには制限がかかり、商品のブランディング面では独自性を追求することが難しい点があります。

価格面でも多数の競合他社との競争があり、自由に販売戦略を立てることができず、「送料無料」などのECモールの運営ルールに出店者側が振り回されるケースもあります。

モールによってユーザー層や強みとなる商品も異なるため、自社の販売計画に合ったECサイトを選ぶことが必要で、下記ポイントを押さえておきましょう。

ランニングコストが高い

「モール型ECサイト」には、基本的に、出店費用・月額費用・販売手数料・決済手数料・各種システム利用料などの固定費や手数料が発生します。

「自社ECサイト」では、それらの費用を支払うことなく販売でき、効率よく売り上げ増加に繋げるメリットがあります。

独自性が出しにくい

「モール型ECサイト」はモールごと統一されたデザインや機能で運営されており、画像サイズや枚数・広告文字の表示方法に規定があり、独自性を追求することはできません。

「自社ECサイト」ではブランディングで広告の載せ方を自由にデザインでき、独自のコンセプトで商品を紹介して、他社にはない自社製品の魅力を顧客にアピールできます。

価格競争になりやすく顧客管理に弱い

「モール型ECサイト」は多数の店舗から多くの商品が出品されているため、競合他社との価格競争が起き、自社サイトのように独自に価格を設定しにくい環境にあります。

顧客情報の蓄積・分析が「自社ECサイト」より難しく、長期的な販売戦略で、ターゲットとする顧客に合わせたアプローチをすることが難しいと言えます。

「モール型ECサイト」の代表的なサービスを、出店費用・手数料

 

代表的なモール型ECサイトで出品数が多く集客力があるのは「Amazon」「楽天市場」で、出店費用・手数料のコスト面で優れているのは「Yahoo!ショッピング」といえます。

モール型ECサイトの代表的なサービスを、初期費用・月額費用、手数料をもとに紹介します。なお、規定や費用は随時更新されるためご利用時に最新情報をご確認ください。

Amazon

https://www.amazon.co.jp/

Amazon社は米国ワシントン州シアトルに本拠を置く多国籍テクノロジー企業で、世界最大のオンラインによるショッピングサイトを運営しています。

日本でも、売上高、利用者数、出店数で国内最大級を誇る「モール型ECサイト」で、商品を出品して簡単に通販ビジネスが始められる「マーケットプレイス型」です。

「フルフィルメント by Amazon(FBA)」と呼ばれる、商品の保管から伝票処理、梱包・配送や返品までAmazon社に代行してもらえるサービスが利用でます。

出店費用は、初期費用・月額費用が無料の「小口出品プラン」と月額4,900円の「大口出品プラン」があります。

販売手数料はカテゴリー別に8~15%発生し、基本成約料は「大口出品プラン」は無料ですが、「小口出品プラン」は商品ごとに100円かかります。

楽天市場

https://www.rakuten.co.jp/

楽天市場は、楽天グループが運営する「モール型ECサイト」で、圧倒的なユーザー数と加盟店を誇る「テナント型」ネットショップです。

月間利用者数5千万人超え、総会員数1億人以上の国内最大ECモールで、産地直送品や食品分野では、市場シェアの約40%を超える集客力があります。

出店費用は初期費用60,000円の他に、3つのプランが用意されており、それぞれ19,500〜100,000円の月額費用が発生し、契約期間は1年の設定になっています。

また、システム・決済・アフィリエイトなどの利用に費用がかかり、売上額に応じて手数料が発生します。

「楽天市場」はコスト面では他社に劣りますが、売上高・ユーザー数は国内トップレベルで、ビジネス規模が大きいことから好売上高も期待できます。

Yahoo!ショッピング

https://shopping.yahoo.co.jp/

Yahoo!ショッピングはYahoo Japanが運営するネットショップで、携帯会社のSoftBankや電子決済のPayPay、LINEとも連携しており、ポイント制度の相乗効果が狙えます。

連携会社の顧客基盤が圧倒的な集客力としての強みとなり、出店数も多く、国内第3位の売上を誇る「モール型ECサイト」です。

「テナント型」で、出店費用は初期費用・月額費用が無料、ロイヤルティ費もなくコスト面で、ネットショップを導入しやすいシステムになっています。

売上額に応じて決済手数料、アフィリエイト利用料が発生し、ストアポイントやキャンペーンの原資負担が必要です。

auPAYマーケット(旧:auWowma!)

https://wowma.jp/

auPAYマーケットはKDDの携帯会社が運営する、auユーザーを顧客基盤に持つ通販サイトで、近年は中国ユーザーも取り込むことのできる「モール型ECサイト」です。

既に楽天市場やYahoo!ショッピングに出品している商品リストをCSVで取り込み、auPAYマーケットに登録して、販路を拡大することが可能です。

出店費用は「シンプル出店プラン」「コミコミ出店プラン」の2種類から選べ、初期費用は無料、月額費用4,800円です。

手数料はポイント原資の1%のほか、制約手数料(カテゴリー別4.5%~9%)と決済手数料が発生します。

Qoo10(キューテン)通販

https://www.qoo10.jp/

Qoo10はeBay Japanが運営する「モール型ECサイト」で、衣服、スポーツ用品、デジタル製品、書籍、eチケットを含む多くのジャンルの商品を取り扱っています。

特に、海外製の美容機器やファッション製品を格安販売することで利用者を拡大してきた「モール型」通販サイトで、家電・食品・生活雑貨に強みがあります。

韓国人気ブランドの公式ショップによる、コスメや脱毛器などが格安で販売されており、若い女性のSNSで話題となり近年売り上げを伸ばしています。

出店費用は初期費用・月額費用が無料で、販売時にはカテゴリー別に6~10%の販売手数料が発生します。

サポート面では、統合販売管理ツールQSM( Qoo10 Sales Manager)が用意されており、出品初心者でも始めやすいサイトと言えます。

モール型ECサイトの選び方

「モール型ECサイト」では、現在Amazonや楽天市場を利用するユーザーが圧倒的に多く、サイト選びでは、利用者数・出店数による集客力の違いは注目すべき点です。

しかし、出店数が多ければ競合他社との競争も激しくなり、他の商品との差別化を図るため、品質、価格面はもとより、広告画像の表示の仕方も研究しなければなりません。

また、「モール型ECサイト」にはそれぞれのモールに特徴があり、顧客ターゲットも異なるため、出品後の販売状況も異なってきます。

ターゲットを絞るという観点では、「Yahoo!ショッピング」はLINEやPayPayの利用者が顧客として見込まれ、「Qoo10」「auPAYマーケット」は若年層に強いと言えます。

コスト面では、「Amazon」「auPAYマーケット」の初期費用・月額費用が無料・少額ですが、「Yahoo!ショッピング」「Qoo10」の販売手数料10%以下は魅力です。

「楽天市場」は、楽天ポイントを貯めるユーザーによる集客力などのメリットがありますが、コスト面で初期費用・月額費用が高くなっています。

まとめ

「モール型ECサイト」は、自社サイトでは導入困難なネットショップを、簡単・低価格で始めることのできる通販サイトです。

大手企業の知名度で集客でき、個人情報の取扱においてはサイトの決済システムを利用できるのがメリットです。

Amazonに代表される商品を出品する「マーケットプレイス型」と楽天市場のように店舗として出店する「テナント型」があります。

モールにより出店費用や手数料、商品画像の掲載規定、強みとする商品や顧客層が異なるため、自社のビジネスにあった「モール型ECサイト」を選ぶことが必要です。

 

※出店費用は随時更新されます。ご了承ください。

 

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