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2016/06/13
インターネット広告

リスティング広告の主な掲載媒体

リスティング広告を掲載できるメディアはいくつかありますが、検索エンジンの国内シェアは、1位のYahoo!と2位のGoogleによって、90%以上を占める状態が長く続いてます。

つまり、大手2社の検索エンジン上に広告が出稿できれば、国内ユーザーのほぼ全てを網羅することが可能となります。

ここでは、ヤフー社とグーグル社が提供している、リスティング広告サービスについて、それぞれ分かりやすくご説明します。
元々、同じ検索エンジンシステムであったため、両社には類似点も多く見られますが、細部に若干の相違が見られます。

どちらを利用しても困らないように、両社広告媒体の特徴を確認しておきましょう。

Yahoo!プロモーション広告

Yahoo!プロモーション広告とは、国内最大級のポータルサイトを運営する、Yahoo!が提供している広告サービスです。
Yahoo!では、掲載の仕組みや料金体系によって、広告の種類を分類しており、リスティング広告は「スポンサードサーチ」、コンテンツ連動型広告は「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」と呼んでいます。

スポンサードサーチを利用することで、国内No.1のページビューを誇る、Yahoo!の検索結果ページへ、リスティング広告を掲載することができるほか、Exciteや@nifty、So-net、Ameba、JWord、Mapion、ショッピングサーチ.jp、朝日新聞デジタルなどの提携パートナーサイトへの掲載も可能となります。

GOOGLE広告(Google Adwords(アドワーズ))

Googleが提供する広告サービスは、広告を出稿する企業へ向けた「Google広告」と、広告媒体となるサイト運営者へ向けた「Google AdSense」があります。GOOGLE広告は、リスティング広告である「検索ネットワーク広告」と、サイトやブログに広告を表示する「コンテンツネットワーク」の2つに分類され、最初の設定時に配信先を選択します。

検索ネットワーク広告を利用すると、Google Searchをはじめ、Google PlayやGoogleショッピングの検索結果ページに、広告を掲載することができるほか、「検索パートナー」と呼ばれる、BIGLOBEやgoo、OCN、livedoor、Infoseekなどの提携先に、「Ads by Google」というラベル付きで広告が表示されます。

広告媒体2社の共通点と相違点

一般的に、Yahoo!のスポンサードサーチの方が、初心者でも取り組みやすく、Googleの検索ネットワーク広告は、難易度が若干高いと言われていますが、その分、Googleの方は、広告効果を改善するための機能が充実していたり、管理画面も使いやすいものになっています。

そのほか、両社には、以下のような共通点がや相違点が見られます。

・掲載の仕組み

両社ともに、キーワードに対しての入札単価と、広告の品質により算出された、ランクを基に掲載順位が決定します。広告の品質は、キーワードのクリック率のほか、キーワード、広告テキスト、リンク先ページの関連性を見て、総合的に判断されます。

・最低入札価格

システム上は1円から可能ですが、広告を掲載するためには、十数円あたりが最低ラインとなります。一般的に、Googleの方が入札価格の変動が大きいと傾向にあります。

・申請費用

両社ともに初期費用と月額利用料は不要です。最低初期支払い額(広告費)については、Yahoo!が3,000円以上から、Googleは任意の額から始めることができます。

・広告表示

主にタイトル(見出し)、説明文(広告文)、表示URLの3つで構成され、オプションとして、Yahoo!は電話番号とクイックリンク、Googleでは電話番号、住所、アプリリンク、レビュー、サイトリンク、コールアウトを追加することがでます。

・文字数制限

タイトル(見出し)は全角で15文字以内、説明文(広告文)は全角で19文字以内+19 文字以内で登録します。表示URLについは、Yahoo!が半角29文字以内なのに対し、Googleは最大で半角35文字となっています。

・配信方法

広告を配信する地域を設定し、指定した地域にいるユーザーや、地域名を入力したユーザーに対して広告を表示する、地域ターゲティング機能が、両社とも装備されています。配信地域については、Yahoo!が国内の都道府県、及び、市区町村単位であるのに対し、Googleは国別や国内地域のほか、特定の地点を中心とした一定範囲への配信も可能です。

ディスプレイ広告の広告媒体はGOOGLE、YAHOO Japan2社以外にFACEBOOK広告やLINE広告などもあります。

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